ポイント
この記事では、ママだけが子どもたちの薬を飲ませる管理をしなければならない呪縛から解き放たれる、「おくすり仕分け/整理表示カード」を配布しています。作り方や効果的な活用の仕方も公開しています。
このカードを使えば、ママだけでなく、パパもおばあちゃんも、おじいちゃんも子どもたちに飲ませるお薬の管理ができるようになります。
さらに、小学生ぐらいからは、自分で自分の飲むお薬の管理ができるようになるためにも、活用できます。
ママだけが子どもたちの薬の管理をしている問題
このカードを作ろうと思ったのが、まさに、この問題が起きたからでした。
ママが病院に子どもを連れていくことが多く、もらってくる薬の説明もママが受けているため、いつのまにか子どもに与える薬はママしか知らないとなってしまっていました。
さらに、喘息や発熱、肌荒れなどかが重なり、上の写真のように与える薬の数がかなり多くなってしまいました。きょうだいも体調が悪くなると、さらに薬の種類も増え、どの子に何をあげるのか、パパにはわからなくなっていました。
作り方/使い方
まずは、きょうだいの人数分印刷をします。A4の用紙サイズでデータを作っています。
上の写真のように、4種類の動物のカードをご用意しました。そのため、文字が読めない子も、自分の動物マークから、自分のお薬がわかります。
さらに、老眼などで文字が読みにくいおじいちゃん・おばあちゃんにとってもわかりやすいように配慮しました。
はさみで切ってカードをつくる
普通用紙に印刷してももちろんOKですが、厚紙だと多少水でぬれても長持ちします。
喘息の吸入薬は液体なので、もしかしたら濡れる可能性もありますが、厚紙だと滲みにくくて良いかもしれません。ご参考までに、我が家で愛用している厚紙印刷用紙を共有します。
ラミネートすると再利用できる!
もしお家でラミネートできれば、ぜひやってみましょう!
強度がかなり増します!
さらに、
ラミネートをすると、何回も使える!というメリットが大きいです。例えば、上の写真のように、注意事項などを書き入れることができます。
必要がなくなったら、アルコールのウェットティッシュで消せば、また新たに描き直すこともできます。
ラミネートがない!という方も、以下のような貼るだけでラミネートができるものも便利ですので、ぜひチェックしてみてください。
枠の書き入れ方
上の枠には、「お子さんの名前」を書き入れます。特にお子さんが複数名いる時は名前を書いておくと、薬間違いの帽子にも繋がります。
下の枠には、投薬に関する注意事項や、間違いやすいポイントなどを書いておくと良いです。
ちなみに、上のうさぎのカードは、「朝と夕に飲ませる薬を入れた箱に貼るカード」です。
他にも、「昼のみ」「夕」のみ、「症状が出た時に飲ませる」の全部で4種類作りました。
漢字や英語の学習にも使える!
毎日数回見る可能性が高いので、せっかくなので、漢字や英語も学べるような表示のものもご用意しました。
日常生活の中で、漢字や英語を読む機会を作ることができます!
注意ポイント
英語バージョンを使う場合は、ママ以外の大人もスムーズに間違わずに読めることができるか十分確認してから導入してください。
この薬カードの一番の目的は、ママ以外の家族も朝昼夜に飲む薬がわかり、正確に子どもに投薬できることです。読めなければ意味がないので、そこのねらいがズレないように気を付けてご活用ください。
「昼」を別にするメリット
「朝」「夕」は家で保護者が薬の管理や投薬をしますが、「昼」は幼稚園や保育園、学校に投薬依頼をするかと思います。
そのため、「昼」に飲ませる薬は分けてボックスに入れておき、さらに「薬の届出書」や「薬の介助依頼書」も上の写真のようにセットで入れておくと便利です。
薬を持たせることを忘れてしまうことも防げるかもしれません。
自分ですべての情報を書き入れるカードもあるよ♪
お薬の投与の仕方も、薬によって様々なので、いろんなケースに対応できるよう、上のようなほぼ空欄のカードも作りました!
必要に応じて、ご活用くださいね♪
カードのダウンロードはこちら
注意ポイント
※著作権は放棄しておりません。利用に当たっては、必ずこちらのプライバシーポリシー・利用規約をご確認・ご承認のうえ、ご利用をお願いします。
※学校や家庭での利用を想定して無料公開しており、塾や有料のワークショップでの利用など商用利用の場合はお問い合わせください。
薬の投薬 仕分け/整理 表示カード(ひらがなver)
薬の投薬 仕分け/整理 表示カード(漢字ver)
薬の投薬 仕分け/整理 表示カード(英語ver)
薬の投薬 仕分け/整理 表示カード(空欄手書きver)