知育・療育におすすめの、「空間認知・配置」の力を育てる「イモムシのマッチングプリント」&「カード教材」を無料でダウンロードできます。
印刷して、繰り返し使える教材を作れます。家庭や学校でお使いいただけます。ぜひご活用ください!
文字を読むために必要な空間認知・配置
文字を読むためには、実は「配置・空間認知」の力がとても大事になってきます。
私たちが普段活用している文字は、上下左右の線の重なりや位置関係によって成り立っています。
私たちは、線の位置関係や重なりを把握することによって、文字を認識しています。
そのため、文字を読んだり書いたりする力の根底には、縦横の位置関係を捉える力が重要になってきます。
このプリントでは、横に並んだ様々な色の〇の位置の関係を捉える力を育んでいきます。さらに、
・同じ色・配置になっているか見比べる力
・探すイモムシの色の配置を短期記憶として記憶しながら処理する力
を育てます。
教材の使い方
では早速、この教材を子どもに提示するまでの準備や提示のポイントなどをご紹介します。また、発達に応じた声掛けなども紹介していきますので、ぜひご覧ください。
準備する物
①印刷した「イモムシのマッチングプリント」「イモムシのカードシート 2色・3色」
②はさみ
③ラミネーター
④ラミネートフィルム
⑤マジックテープ(貼りつくマグネットシート&A4サイズのホワイトボード)
教材の作り方
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1印刷する
このページの一番最後にダウンロードできる教材一覧データがあります。
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2ラミネートする
ラミネートがない場合は以下の貼るタイプのフィルムや、厚紙に印刷する方法もおすすめです。
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3イモムシカードをカットする
イモムシカードをはさみでカットします。角は丸く切っておくと手を切ってしまうことを防げます。
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4マジックテープを貼る
ここに写真
マジックテープを使うことで、繰り返し使える教材になります。
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5マグネットを使用する場合
ここに写真
この写真のように、ホワイドボードの上に、「台紙シート」を置きます。各イモムシカードの裏にマグネットシートを貼り付けます。こうすることで繰り返し使えるようになります。
導入の仕方
出来そうであっても、まずは、3色ではなく、2色のイモムシから始めることをおすすめしています。
ポイント
見本を見せる→真似をさせる→ほめる
の順で提示しましょう!まずは、親や先生が見本を示します。次に、「○○さんもやってごらん?」と言って、やらせます。できたらほめましょう!
もしも見本を提示してもできそうになかったら
提示する課題の量を減らす
いくつもイモムシが並んでいると、情報が多すぎて、集中できないお子さんもいます。そのため、以下のように、はさみでそれぞれ問題ごとにカットして、1つの問題ずつ提示してみましょう!
また、提示するイモムシカードの量も、2択から4択から始め、段々と数を増やしていきましょう!
(ここに写真)
それでも、できなかったら
それでも難しい場合は、このプリントを行う前につけなくてはいけない前段階の力がありますので、無理にこのプリントをさせずに中止してください。
抽象的な上下左右の配置の力はまだ育っておらず、さらに物の配置や構成(顔のパーツやパズルのような絵の構成など)を学ぶ段階である可能性があります。
前段階の課題でおすすめのプリントを以下で紹介していますので、ご参考になさってください。
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【空間認知・配置】を育てる!イモムシのシール貼り無料プリント教材 知育・療育・特別支援・発達障害
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注意ポイント
※著作権は放棄しておりません。利用に当たっては、必ずこちらのプライバシーポリシー・利用規約をご確認・ご承認のうえ、ご利用をお願いします。
※学校や家庭での利用を想定して無料公開しており、塾や有料のワークショップでの利用など商用利用の場合はお問い合わせください。
2色のイモムシのマッチング教材
台紙シート 2色のイモムシ
ダウンロードは、以下の画像をクリックしてください。
台紙シート 2色のイモムシ カードシート
3色のイモムシのマッチング教材
台紙シート 3色のイモムシ
ダウンロードは、以下の画像をクリックしてください。
台紙シート 3色のイモムシ カードシート
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イモムシの他のシリーズもあります!ぜひチェックしてみてください。
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参考【空間認知・配置】を育てる!イモムシのシール貼り無料プリント教材 知育・療育・特別支援・発達障害
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イモムシのシール貼りができるようになったら、次のステップとして、「2色・3色の棒をマッチングさせる教材」、「アイスクリームのフレーバーの配置をマッチングさせる課題」などにもぜひトライしてみてください。
「見比べる」、「配置を短期記憶として記憶する」力も育てる内容となっています。
(近日公開予定)