声の大きさ12345シート 特別支援教室掲示物シリーズ

声の大きさ12345視覚化シート 特別支援教室掲示シリーズ

教材提供者:関口あさか先生 & Atelier Funipo

このページでは、教室に掲示しておくと役立つ『声の大きさ12345視覚化シート』をダウンロードできます。

わかりにくい声の大きさ

「静かな声で話そう!」

「大きな声で発表しよう!」

と言われても、時と場合、場面によって求められる声の大きさは違ってきます。

幼稚園生など幼い子はもちろん、小学生でもなかなか「声の大きさ」を理解・意識して話すことが難しいです。

話に夢中になってしまうと周りが見えなくなり、つい大きな声で雑談をしてしまうなど、大人でもなかなか難しいこともあります。

また、発達障害のある子にとっても、相手に自分の声がどう聞こえているのか、どれぐらいの音量で話したら良いのかわかりにくいこともあります。

音読困ったのイラスト

声の大きさを可視化

見えない『声の大きさ』を以下の3つのポイントで伝えることで、わかりやすくなります。

⑴,動物で例えて伝える

「小さな声で話してね」と伝えるよりも、「ネズミさんのようにひそひそ話してね」と伝える方が、イメージがしやすいこともあります。このように絵本などに出てくる馴染みのある動物や虫に例えて伝えるという方法もあります。

注意点は、その動物について知っていることや、動物の特徴(大きさ)と声の大きさを関連付けて考えられる認知発達や概念形成が必要であることに注意が必要です。

クレヨン風 ライオンのイラスト

⑵,数字で伝える(見本を示すことが大事)

「2の声で班ごとに話し合いをしてね」などと数字で伝えることで、わかりやすくなります。

この場合、例えば1~5までの数字の声がどれくらいの声の大きさであるのか事前に子どもたちと共通理解をしておく必要があります。

そのため、まず初めに先生が、例えば、

 

mu-mu-
1の声で こんにちは はこれぐらいだよ!「こんにちは」

と言って、声の大きさの見本を示した後、子どもたちに真似をさせるステップを踏むと理解しやすくなります。

⑶,擬態語や形容詞で伝える

「では隣の人と相談してください」と伝えるよりも、「隣の人と静かな声で」、「ひそひそ話で」と伝える方が子どもたちにとってはどれくらいの声で話し合ったらよいのか分かりやすくなります。

『ひそひそ』などの擬態語や、『静か、大きい、うるさい』などの形容詞で声の大きさをわかりやすく伝える方法もあります。

この場合も、『形容詞』を理解できる認知発達が必要になる点が注意が必要です。

 

Chun-Chun
どの方法でも、事前に先生が声の大きさの見本を示して、子どもたちに繰り返し練習させて、声の大きさの共通理解を深めておくことが大事です。

 

3つのポイントを1つのシートにまとめて視覚化

先程ご紹介した声の大きさを伝える3つのポイントが一目でわかるように1枚のシートにまとめました。

「1の声の大きさで話して」と先生が伝えても、この表を見れば、数字の「1」だけでなく、「アリさん」や「しずか」など動物のイラストと形容詞もセットで確認できます。
そのため、子どもたちそれぞれがイメージしやすい手がかりで『声の大きさ』を捉えやすくなります。

A4やA3などの用紙に印刷して、クラスに掲示して活用できます。

Chun-Chun
ダウンロード無料です!ぜひ印刷してご活用ください!

 

声の大きさ12345視覚化シートのダウンロードはこちら

ご利用前に

この『声の大きさ12345視覚化シート』は、保育園や幼稚園、学校などの教育機関、障害のあるお子さんがいるご家庭を支援するために無料で公開しており、印刷して使用することを目的としています。学校及び個人での利用に限り、無料でダウンロードしてご利用いただけます。

しかし、著作権は放棄しておらず利用に当たって禁止していること、注意していただきたいことがあります。規約違反の場合は損害賠償請求(印刷したものをラミネートしてメルカリで販売していた事例がありました)をいたしますので、ご注意ください。

利用前に必ず、こちらの利用規約をご確認・ご承認の上ご利用ください。

保育園・幼稚園・学校でも無料でご使用いただけますが、

商用利用や、授業料や参加費を取る塾や放課後デイ、ワークショップイベントなどではお問い合わせより必ずご連絡をお願いいたします。

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声の大きさ12345視覚化シート 特別支援教室掲示シリーズ

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ぜひ教室に掲示して、ご活用ください。

 

教材提供者について

関口あさか先生

関口あさか

埼玉県の特別支援学校教諭。大学時代からサヴァン症候群の子どもの評価及び支援について研究し、特異的な才能を持つ子どもへの支援や指導を長年行ってきた。

イラストが得意で、Atelier Funipoという学校の先生が無料でダウンロードして活用できるイラストウェブアトリエの立ち上げ人(現在は代表を引退し、別の者が代表と運営を担っている)。

困難さのあるなしに関わらずアートの楽しさを体験できるワークショップなどを積極的に行っている。

ICTを教育現場に積極的に取り入れ、Microsoftより2015年からMicrosoft Innovative Educator Expertに認定され、2020年に日本で初めてMicrosoft Innovative Educator Fellowに認定された日本の先生6名のうちの1人。

TEDでの登壇映像はこちら

サヴァン症候群のサヴァン症候群の実態調査とその実践的価値
信州大学機関リポジトリ (nii.ac.jp)

 

Atelier Funipo代表

Atelier Funipo代表さん

Atelier Funipo2代目代表

同じ大学のアート好きな同級生たちと一緒にAtelier Funipoを運営している

漫画と美術館が大好き

大学院時代はアートとは全く関係のない理系分野の研究をしていた

-プリント教材, ユニバーサルデザイン, 掲示物プリント