この度2023年4月より、
学研の大人気!特別支援教育機関誌「実践 みんなの特別支援教育」にて、ためカモ学びサイトのメンバーの1人でもある関口あさか先生の連載が始まりました!!!
この連載と連動して、「ためカモ学びサイト」にて、ダウンロード&印刷してすぐに使えるアート教材を提供していきます!
ポイント
・無料でダウンロード&印刷して使える(※商用利用は不可)
・ただのアート教材ではなく、乳幼児や障害のある子どもたちの「発達」に着目して作成
・特別支援学校の教員&イラストレーターである関口あさか先生監修
・乳幼児の発達や、障害がある子供たちの教育の研究者である水内豊和准教授が、専門的な観点から、提供する教材に関する発達の視点や、有効な支援方法についても解説
・Atelier Funipo(ためカモ学びサイト運営)がデザイン・イラスト提供!
特別支援だけでなく、もちろん幼稚園・保育園、小学校での図画工作などでも使えますので、ぜひダウンロードして活用してください。
注意ポイント
※著作権は放棄しておりません。利用に当たっては、必ずこちらのプライバシーポリシー・利用規約をご確認・ご承認のうえ、ご利用をお願いします。
※学校や家庭での利用を想定して無料公開しており、塾や有料のワークショップでの利用など商用利用の場合はお問い合わせください。
4月号!桜を咲かせよう!!
4月は、木の台紙に好きな画材を使って、着色していきます。集団アートによるダイナミックなペインティングから、個人アート、そして指先を使った切り絵教材まで、様々な形でのアートが楽しめる教材を提供しています。
大きな桜の木を描こう!(集団アート)
学校にある大型プリンタで、「木の台紙」をA0サイズで印刷して、その台紙に絵の具などでペインティングしていきます。
やはり、一番のおすすめは、何といっても『フィンガーペインティング』です。手に絵の具をたっぷりつけて、視覚だけでなく、触覚、嗅覚を使って思う存分塗ることを楽しんでみてください。
みんなで巨大な木に、フィンガーペインティングで桜の花を咲かせるのもおすすめです。
下の作品は、特別支援学校の授業でご活用いただき、出来上がった作品です!
おすすめの画材
1歳以上で何でも口に入れてしまうことがなくなったお子さん向けには、以下のフィンガーペインティング用の絵の具をおすすめしています。
ポイント
・幼いお子さん向けに安心安全な材料にこだわっている
・アレルギーのパッチテストを行っている
・苦み成分など舐め続けないような工夫がされている
・塗った後のえのぐが乾きやすい!
という理由から、私たちの子ども向けアートワークショップや授業では、以下の2メーカーのフィンガーペインティング専用の絵の具を使用しています。まとめ買いのリンクを載せておきますが、単品でも販売していますので、参考になさってください。
環境面の工夫
A0で印刷した木の台紙の下に、ブルーシートを敷きます。なるべく色がはっきりしやすいものがおすすめです。その際に、以下のルールを子どもたちに伝えるようにしましょう。
ポイント
・絵の具を手につけられるのは、ブルーシートの上でだけ
・手についた絵の具をペタペタぬっても良いのはブルーシートの上でだけ(木の台紙だけ)
※ブルーシートから出たら、塗ってはいけない。ブルーシートから出たら、手を拭いたり洗ったりする。
こうすることで、『塗る活動をしても良い場所』と『塗ってはいけない場所』がわかりやすくなり、教室や家の中を汚してしまうことを防ぐことにも繋がります。
その他の画材でもOK
くれよんや色鉛筆などの画材でももちろんOKです。同じ時間に絵の具もクレヨンも使う場合は、クレヨンで塗ってから絵の具を使用する順でないとうまく着色できませんのでご注意ください。
『手に絵の具がつくのを嫌がったら(感覚過敏の子どもへの対応)』や『発達の視点や効果的な声掛けや支援方法について』
手に絵の具がつくことを嫌がる子供には無理強いをさせないようにします。
特別支援学校の先生たちによるおすすめの対応法が、今回の連載冊子に紹介されていますので、ぜひご覧になってください。
また、「発達」や「特別支援教育」の専門家である水内豊和准教授による、この教材の発達の視点や効果的な声掛けや支援方法についても冊子に詳しく掲載されてます!
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楽天はこちらから
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A0サイズの「木の台紙」のダウンロードはこちら
以下の画像をクリックすると、PDFデータのダウンロードページにアクセスできます。
桜並木を描こう!(個人製作)
プリンターでやや厚紙でA4サイズで印刷して、描きます。
一人一人による個人製作ではありますが、できあがった作品を廊下の掲示板に横1列で並べて掲示することで、まるで桜並木のような作品が出来上がります。個人製作でありながら、共同制作のような雰囲気も出ます。
おすすめの印刷用紙
10年以上に渡り、様々なところで子ども向けのアートワークショップや授業を行う中でたどり着いた、おすすめの用紙をご紹介します。
きれいに印刷できるだけでなく、ある程度のざらつきがあり、厚さもあり、滲まなさも兼ね備えているおすすめの用紙は以下の用紙です。絵の具だけでなく、クレヨンで描いてもきれいに描けます。
また、絵の具で塗っても破けることはあまりなく(水分が多すぎる場合を除く)、サッと描けます。
さらに、同じ厚みの他社の用紙と比べて1枚当たりの値段が安価なので、こちらをおすすめしています。
50枚入り
100枚入り
絵の具を使う時には、いろいろな道具を使ってみよう
指先で描くこともおすすめですが、絵の具と以下のアイテムを組み合わせると、似たようなピンク色を使っても、それぞれ全く違う雰囲気の作品に仕上がります。
ポイント
・スポンジ(特におすすめは、ダイソーで販売しているお家の形の白のメイクスポンジ)
・綿棒
・トイレットペーパーの芯
A4サイズの「木の台紙」のダウンロードはこちら
背景を3種類ご用意しました。春の桜だけでなく、夏秋冬などの木ももちろん描けますので、ねらいに応じて背景色を選択してください。
子ども達の作品を横一列に並べて、桜並木を最終的に作成する場合は、背景の色は揃えた方がまとまりのある作品になるかもしれません。
切り絵で桜の木をつくろう!
切り絵用の花や葉っぱのデザインシートをダウンロード&印刷して、切り絵を楽しもう!
切り絵を行う際の、おすすめの方法や、水内准教授による発達の専門的な視点、声掛け例などは、以下の冊子に掲載されているので、ぜひ読んでみてください。
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切り絵用の「花や葉っぱのデザインシート」のダウンロードはこちら
「桜の花のシート」と「葉っぱのシート」の2種類ご用意しました。
「桜の花のデザインシート」
「葉っぱのデザインシート」
今回ご紹介した教材は、ご家庭及び幼稚園・保育園、学校機関向けに公開しています。そのため、塾や参加費、利用料を取る施設や団体でのご活用は、必ずお問い合わせよりご連絡をお願いします。