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(無料の特別支援教材)図工でみる子どもの発達 – アセスメント&授業案&ワークシート集(学研 教育雑誌 連動企画🎉)

寄稿:関口あさか先生(特別支援学校教諭)

図工で見つける、子どもの力

特別支援教育において、子どもの発達段階や特性をつかむことは、指導の質を高めるための大切なステップです。しかし、実際の現場では時間的な制約や経験の差から、発達アセスメントに十分に取り組むことが難しいという声も少なくありません。

そこで注目したいのが、図画工作(図工)の授業です。図工は、手を動かしながら、色や形、数量、空間認識などさまざまな発達要素が自然にあらわれる活動であり、評価のための特別な時間を設けなくても、子どもの“今”の状態を観察できる貴重な場となります。

本ページでは、『みんなの特別支援教育』5月号に掲載された実践記事と連動し、図工の授業中に子どもの姿を捉えるためのアセスメント表と、実際の授業で活用できる授業案およびワークシートをダウンロードいただけます。

まめリスさん
まめリスさん
授業に合わせたワークシートと、アセスメント表が無料でダウンロードして、印刷して活用できるよ!※学校でのみ使用可能

授業案と一緒に使うワークシート一覧

図工の授業・アート活動で取れる発達アセスメントワークシート

授業での子どもの姿から読み取る発達のアセスメント表

図工の授業・アート活動で取れる発達アセスメント表チェック表

 

記事内で紹介されている授業は2本立てです。

詳しい使い方や授業の展開の仕方は、以下の「実践 みんなの特別支援教育2025年5月号」に掲載されています。Amazon Kindle Unlimitedでも読めるそうです。

まめリスさん
まめリスさん
情報が公開され次第こちらに掲載予定!

「桜の花を咲かせよう!」

という春をテーマにした表現活動。紙をちぎったり、はさみで切ったりしながら、色彩感覚や指先の動き、のりの使い方などを観察できる内容です。

「木をつくろう!」

果物の模様や色を観察・模写したり、図形を見立てて表現する活動。形の認識や構成力、さらには語彙やコミュニケーションの様子にも目を向けることができます。

これらの授業に連動したワークシートは、印刷してそのまま使える形式で用意しました。どれも子どもの操作性を考慮したシンプルなデザインで、学級の実態に応じて柔軟に使っていただけます。


また、アセスメント表では、子どもの行動や制作過程に着目しながら、大まかな発達の段階を把握できる視点をまとめています。評価に不慣れな先生でも使いやすいよう、チェック形式で記録しやすい構成になっています。

本教材は、子どもの姿に寄り添った指導や、学期末の記録・評価、年間指導計画の見直しなど、さまざまな場面でご活用いただけます。ダウンロードは以下のリンクからどうぞ。

 

注意ポイント

※著作権は放棄しておりません。利用に当たっては、必ずこちらのプライバシーポリシー・利用規約をご確認・ご承認のうえ、ご利用をお願いします。

放課後デイや幼児教室、大学等、塾、その他企業や商用利用に関しては、必ず「お問い合わせ」よりご連絡をお願いいたします。無断での使用や利用規約違反の場合は、損害賠償請求をいたします。

 

 


📝 アセスメント表の活用

図工の活動中に観察できる視点を整理したチェック形式の表です。道具の使い方や形の模写、手指の動き、色の理解など、子どもの発達に関する多様な要素を授業の中で捉えることができます。年度初めの実態把握や、学期末の評価資料としても活用可能です。

図工の授業・アート活動で取れる発達アセスメント表チェック表

 

表のダウンロードはこちら


🎨 ワークシート紹介と活用のヒント

ワークシート①「木の幹のシート」

桜や果物を貼りつける台紙となるワークシートです。子どもが自由に構成を考えて貼っていくことで、空間認識や配置の力を観察できます。のりの扱いや貼り方にも注目してみましょう。

 

ワークシート②「色をつけるシート」

桜の花びらづくりの土台となる白い紙。指に絵の具をつけて塗ったり、色鉛筆で着色したりと、塗り方の違いから手や指の使い方、色の選び方などを自然に見ることができます。

ワークシート③「ちぎる・切るシート」

桜の花びら用の細長い紙で、紙を手でちぎる・破く・はさみで切るという工程に使います。ちぎり方や切り方から、手指の動きやはさみの操作性を捉えるのに適しています。細かくちぎる子、大胆に破る子など個性も見えてきます。

ワークシート④⑤「葉っぱ・紅葉のシート」

季節や活動内容に応じて、緑の葉や紅葉も使える素材シート。色と形の組み合わせを楽しみながら、より表現の幅を広げることができます。

ワークシート⑥「木のコラージュ台紙」

くだものを切って貼る活動のベースとなるシートです。形の違いや大きさのバランスを考えたり、また見本の配置で貼り付ける活動でも使用します。自分の「木」を完成させる工程で配置や構成力が見えてきます。

ワークシート⑦「くだものの塗り絵」

りんご、ぶどうなどのくだものが描かれた塗り絵です。色を選び、はみ出さずに塗るか、輪郭を意識しているかなどを観察します。「これは何色かな?」「なんのくだものかな?」と声かけすることで、語彙力の確認にもつながります。

ワークシート⑧「模様を描くシート」

左側に描かれたくだものの模様を見て、右側のくだものに点や線、ギザギザなどを描き写すワークです。どのように線を捉えて書き表すことができるのかなどの書字に繋がる模倣の力、注意力、そして描くときの筆圧、ペンの持ち方や使い方なども観察できます。

ワークシート⑨「図形の見立てシート」

基本的な図形を見て模写し、フルーツや身近な物に見立てて色や模様をつけていく活動です。想像力や図形の認識力、描写力を多角的に見ることができます。

ワークシート⑨「図形の見立てシート」

基本的な図形を見て模写し、フルーツや身近な物に見立てて色や模様をつけていく活動です。想像力や図形の認識力、描写力を多角的に見ることができます。

ワークシート⑨「図形の見立てシート」

基本的な図形を見て模写し、フルーツや身近な物に見立てて色や模様をつけていく活動です。想像力や図形の認識力、描写力を多角的に見ることができます。

ワークシート⑨「図形の見立てシート」

基本的な図形を見て模写し、フルーツや身近な物に見立てて色や模様をつけていく活動です。想像力や図形の認識力、描写力を多角的に見ることができます。

 


これらの教材は、日々の授業での「気づき」を記録しやすくし、子どもの姿をより深く理解するためのヒントになります。
ぜひ、あなたの教室の中で、子どもたちの「表現する力」と「育ち」を見つめる時間として活用してください。


 

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