親子で工作・アートシリーズ「10月」
今回は、幼いお子さんと一緒に作成して楽しめる10月にぴったりの『ハロウィン』のアート工作ワークシートをご紹介します。このワークシートは、以下のハロウィンのイラスト集を使って、生徒さんにハロウィンカードを作ったというお知らせをある特別支援学校の先生からいただいたことをきっかけに作成しました!
ハロウィンのとびだすカードをつくろう!
ポイント
シールを貼ることができるようになったお子さんや、はさみで1回切り、周りを切ることできるようになったお子さんも、親子で一緒につくることができます。言葉が少しずつ話せるようになる2から3歳ぐらいのお子さんでは、各キャラクターの名前を言ったり、「この猫さん黒いね」など色と絡めて話すことで、手を動かしながら言葉も意識した関わり合いもできます。
対象年齢:2歳ぐらいから(シール貼りができるようになった頃)
用意するもの:ワークシート(ダウンロードして印刷してください)、のり、クレヨンや色鉛筆、はさみ(必要に応じて保護者の方がはさみを使用してください)
アートワークシート「とびだすハロウィン」の作り方
step
1ワークシートをダウンロードして印刷する
このページの一番最後にダウンロードボタンがありますので、クリックしてダウンロードします。そして、お家のプリンターでA4用紙に印刷します。
step
2台紙をつくる
①, 印刷した内側台紙を、半分に折ります。
②, 点線に沿ってはさみで切ります。
③, 上の横ラインに沿っております。
④, 広げて以下のように、立体的な台になるようにします。
step
3各ハロウィンのキャラクターをはさみでカットする
各キャラクターをはさみで切ります。
まだ上手に安全に留意してはさみを使うことが難しいお子さんの場合は、保護者の方がカットしてください。
周りを切ることが難しいお子さんは、キャラクターが並ぶ列ごとに保護者の方がカットして、一回切りで切れるように工夫してあげると、切る練習にもなります。
お子さんにはさみを使わせる場合は、保護者の責任のもと、安全に配慮して使用させてください。
step
4キャラクターを好きなところに貼り付ける
のりが使えるお子さんは、ぜひのりで貼り付けることにチャレンジしてみてください。
まだのりが使えないお子さんは、両面テープを裏面に貼って、隅を少しはがしてからお子さんに渡すと、シールをはがして貼るという学習もできます。
「ぺったん」「ぺったん」など、貼る時に保護者の方が言ってあげると、動作と言葉を連動させて覚えることができるのでおすすめです。
step
5外側台紙に描こう!
こちらの台紙をデザインしていきます。半分に折ってつかいます。
↑このように、自分の名前を書いても良いですし、
↑このようにお子さんが絵を描くのもおすすめです。
せっかく描くなら、素敵な画材を使って描いても良いかと思います。以下おすすめの画材一覧を紹介します。
おすすめの画材
⑴ クレヨン
→年齢問わずおすすめ
⑵ 色鉛筆
→1歳から使用できる子もいるが、先端がとがっているので気を付けて
⑶ えのぐ
→フィンガーペインティング用の絵の具で、指を使って塗るのもおすすめ!(絵の具を舐めなくなった頃から始められる。)
※幼児から使える安全基準を満たしたおすすめの絵の具はこちら↓
① ぺんてる「ゆびえのぐ」
② ターナー「てのひらえのぐ」
ワークシートのダウンロードはこちら
ワークシートの種類
①, 外側シート
②, 内側シート
③, キャラクターシート(白背景)
④, キャラクターシート(紫背景)
無料公開しておりますが、学校での利用および家庭での利用を目的としており、商用利用は不可となりますのでご注意ください。ご利用前に必ずこちらをご確認ください。
このワークシートいいね!と思ったら、ワークシートのデータではなく、この記事ページのリンクをシェアしてください。
塾やお金を取るイベントやワークショップでの利用はお問い合わせより必ずご連絡をお願いいたします。
※このワークシートをダウンロードするには、以下のワークシートの画像かタイトルをクリックしていください。
ぜひ皆さんのつくってみたよ~!のご報告もお待ちしております(*^^*)♪
教材提供者について
《作成・監修》
関口あさか
埼玉県の特別支援学校教諭。大学時代に障がいのある子どもへの認知発達の把握や支援及び指導、絵カードコミュニケーション指導、さらにサヴァン症候群の子どもの評価及び支援について研究し、特異的な才能を持つ子どもへの支援や指導を長年取り組んでいる。
イラストが得意で、Atelier Funipoという学校の先生が無料でダウンロードして活用できるイラストウェブアトリエの立ち上げ人(現在は代表を引退し、別の者が代表と運営を担っている)。
困難さのあるなしに関わらずアートの楽しさを体験できるワークショップなどを都内や埼玉、群馬を中心に積極的に行っている。
ICTを教育現場に積極的に取り入れ、Microsoftより2015年からMicrosoft Innovative Educator Expertに認定され、2020年に日本で初めてMicrosoft Innovative Educator Fellowに認定された日本の先生6名のうちの1人。
サヴァン症候群のサヴァン症候群の実態調査とその実践的価値
信州大学機関リポジトリ (nii.ac.jp)
《イラスト・デザイン》
Atelier Funipo代表さん
Atelier Funipo2代目代表
挿絵・デザイン担当。
同じ大学のアート好きな同級生たちと一緒にAtelier Funipoを運営している。
漫画と美術館が大好き。
大学院時代はアートとは全く関係のない理系の科学分野の研究をしていた。