教材提供者:関口あさか先生 (埼玉県立特別支援学校)
このページでは読書感想文を書くことが苦手なお子さんやそのようなお子さんをサポートしている保護者向けに、お家で印刷して使える『読書感想文の書き方お助けワークシート』を無料公開しています。
読書感想文はいろいろな書き方があり、あくまで一例ではございますが、お気軽にご家庭でご使用ください。
※このワークシートは、ご家庭や学校での利用を想定して作成しています。塾や利用料金を取る民営の教育機関での利用、商用利用やネット上やオンラインでの再配布は不可となりますのでご注意ください。
このワークシートがいいね!と思ったら、ぜひこのページのURLをシェアしていただけたら嬉しいです。
読書感想文が最大の夏休みの宿題の壁!?
特別支援学校や地域の小中学校に在籍する学習面で困難さがあるお子さんに指導や支援をしてきました。また、大学時代から継続して、学習面で困難さのある地域の子どもたちの支援をボランティアで行ってきました。
特に夏休みになると、支援の要望を頂くことが多くなります。その中でも夏休み宿題である読書感想文の作成に困っているお子さんが多く、そのようなお子さん向けに提供していたワークシートを共有させていただきます。
読書感想文が苦手なお子さんにとって、少しでも読書感想文が書きやすくなるお手伝いができたら幸いです。
ワークシートのダウンロード
ワークシートはこちらからダウンロードするか、そのまま印刷してご活用ください。
ワークシートの紹介と使い方
このワークシートは1ページ目から順に進めていくことで、読書感想文を作成していきます。各ページの詳細を以下に掲載していますので、取り組む際の参考にしてみてください。
1ページ目『読書感想文お助けワークシート』について
このワークショップの趣旨や対象者、注意点などを記しています。よく読んでからご使用ください。
2ページ目『読書感想文を書く上での4つの観点』
このページでは、読書感想文を書くうえでの4つの観点(カテゴリー)を紹介しています。
カテゴリーそれぞれに、具体的な項目を掲載しています。
読んだ本を思い出しながら、それぞれの項目を簡単に考えてましょう。
3ページ目『A:この本を選んだ理由を書いてみよう』
2ページ目で紹介した各項目のうち、ここでは『A:この本を選んだ理由』について箇条書きでも良いので書いてみましょう。
4ページ目『B:本の簡単な内容・あらすじを書いてみよう』
ここでは『B:この本の簡単な内容やあらすじ』について箇条書きでも良いので書いてみましょう。
①~⑤の項目を参考にしてみてください。
5ページ目『C:心が動いたところとその理由を書いてみよう』
ここでは『C:心が動いたところとその理由』について箇条書きでも良いので書いてみましょう。
①~⑥の項目を参考にしてみてください。
書き方例
・○○の場面がとても感動した。→なぜなら、会いに来られないと思っていた俊彦がその場に現れたから。
6ページ目『D:本から学んだことを書いてみよう』
ここでは『D:この本から学んだことや今後の展望』について箇条書きでも良いので書いてみましょう。
①~④の項目を参考にしてみてください。
7ページ目『読書感想文の書き方例』
先程までのワークシートで書いてきた項目を、上記の例文にあてはめていきます。
とはいえ、読書感想文はいろいろな書き方があり、どう書くかは自由ですので、あくまで何を書いたら良いかわからない時などの参考になさってください。
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