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野菜やくだものを使った絵の具の作り方!にんじん絵の具を作ってみよう!

今回は、赤ちゃんや小さなお子さんにもおすすめの『野菜やくだものを使った絵の具』の作り方をご紹介します。今回はにんじんを使って作ってみました。後半では発達や感性を伸ばすための段階的な関わり方もご紹介します。

 

こんな方におすすめ

  • できれば野菜やくだものなど天然色素を使った絵の具を子どもに使用させたい方
  • 保育園や幼稚園の先生
  • 特別支援学校の先生

 

mu-mu-
1歳になる我が子に絵の具を使った感覚遊びや絵を描く経験をさせたいのだけれど、市販の絵の具でいいのかしら?できれば食べられる自然の絵の具が良いのだけど。
ちょっと待った!市販の絵の具は赤ちゃんにとって有害なものも多いから気を付けて!
まめリスさん
mu-mu-
え、そうなの?
まめリスさん
マミーさんのように、まだ何でも口に入れちゃう子どもに絵の具を使わせたい人向けに詳しく解説していくよ!野菜やくだものなどの自然色素を使った手作り絵の具レシピも公開!

 

実は絵の具は赤ちゃんには有害!?

市販で売られている絵の具に含まれる成分には実は有害なものが入っている場合があります。

絵の具は、とてもはっきりとした色が出ること、長い期間その色があせないようにすることを優先して作られています。

逆に言えば、人の肌に長時間触れたり、口に入れたり、食べてしまうことを想定して作られていません。

特に有害なものは、CLマークや×マークがついています。

特に何でも口に入れてしまう赤ちゃんや3歳ぐらいのお子さんに絵の具を使う時は、十分気を付ける必要があります。

 

赤ちゃんにも安全は食べられる絵の具は売っているの?

私も、0歳、1歳の子どもの感性を伸ばしたく、絵の具遊びをさせたいと思い、ネットなどを検索してみましたが、結論から言うと2021年5月現在、手に入る食べられる絵の具はありませんでした。

ベビタス
そこでわが子のために、野菜・くだものを使った手作り絵の具を作ってみることにしました。

 

野菜・くだもの絵の具のメリットとデメリット

まずレシピをご紹介する前に、メリットとデメリットをご紹介します。作ってから思っていたのと違うとなっては残念ですので、デメリットも公開します。

メリット

●全部天然の食材で作られているので安心

●家にある野菜やくだもので簡単に作ることができる

メリットは安全であることと、わざわざ絵の具を買わなくても、家にある食材で作ることができます。

 

デメリット

●色が薄い

●ミキサーが必要

●食物アレルギーがある場合はその食材を使わないようにする必要がある

●長期間保存は向かない

デメリットは、天然の色素なので絵の具と比べてどうしても色が薄くなってしまいます。

また、食材を木っ端みじんにするので、ミキサーが必要になります。ない場合は軟らかく煮てキッチンペーパーなどでつぶしても良いかもしれません。

天然色素で保存料なども使用しないので、作品を長期間保存することは難しいです。そのため、できた作品は写真に撮っておくことをおすすめします。

注意点

食物アレルギーがある場合は、その食材を避ける必要があります。例えば、今回小麦粉を使いますが、小麦粉のアレルギーがある場合は、ジャガイモや片栗粉などを使ってとろみをつけると良いです。

 

 

🥕野菜と果物を使った手作り絵の具の作り方🍎にんじん絵の具

mu-mu-
以下の食材や器具を用意してね!ない場合の代替案も載せておきます。

用意するもの

●にんじん 1/2

●水 50ml

●小麦粉 大さじ2 ※小麦アレルギーがある場合は、水溶き片栗粉(※ニンジンをミキサーにかけた後に片栗粉を入れて鍋で加熱する)

●ミキサー

Chun-Chun
ちなみに我が家は、離乳食も簡単に作れて、他社のものより静かなIwataniとタイガーのミキサーを使っています

今回使ったものはタイガーです。

 

 

step
1
不要になったにんじんの皮とにんじんをカット

 

にんじんの皮を取っておいて、まとめて使用するのもおすすめです。にんじんは多めの方が色が濃くなります。

 

step
2
にんじん・水・小麦粉をミキサーにかける

 

カットしたにんじん、水50ml、小麦粉大さじ2をミキサーに入れ、

ペースト状になるまでミキサーにかける。うまく回らない場合は、にんじんや水を少しずつ足す。

 

step
3
白などコントラストがはっきりする色の器に盛る

 

色を学ぶ意味でも、白の器など野菜絵の具の色がはっきりしやすい器に入れることをおすすめしています。

より安全な絵の具にするコツ

このままでも良いのですが、さらに鍋で加熱して軽く沸騰させると、万が一赤ちゃんが食べたり飲みこんでしまっても、安全です。

 

小麦粉アレルギーがある場合は?

小麦粉アレルギーがある場合は、ステップ2で小麦粉を入れずに、代わりに片栗粉を大さじ1入れてミキサーにかけ、さらに鍋で加熱すると良いです。

 

さっそく絵の具で遊んでみよう!🎨

ここからは、おすすめの遊び方や、親の声掛けのポイントなどをお伝えします。

まずは親が見本を見せる

赤ちゃんも初めて触る野菜絵の具。どのように遊んで良いのかわからないので、まずは保護者や先生が、『こうやって遊ぶのよ!』という見本を見せてあげましょう。1歳半を過ぎる頃には真似をすることが上手になってきます。

 

赤ちゃんが派手に遊び散らかしても、親が心穏やかでいられる環境を整える

絵の具遊びをさせるのには、部屋が汚れてしまうこともあり、親にとっては勇気がいります。また、部屋が汚れてイライラしたり、子どもが楽しく表現しているのを阻止しないためにも絵を描く前に環境を整えることが大切です。

メモ

●汚れても良い服を着せる

●長袖エプロンを着せる

●床や机には新聞紙や模造紙を敷いておく

●お湯で濡らしたタオルやおしりふき、口ふきなどを用意しておく

我が家では、上記のような準備をしました。

 

指で描いてみよう!

まずは、指に絵の具をつけて描いてみることから始めてみましょう。

あえて筆は使わせないことがポイントで、絵の具の感触や質感を手で感じる経験を積めるようにします。

段々と他の指にも段階的に絵の具をつけていきましょう。

 

手全体で描いてみよう!

ここからは手にたっぷりと絵の具をつけて、描いていきます。手形を押したりするのも良いと思います。

我が家は絵の具を派手にまき散らして遊んでいました((笑))

 

筆やスポンジを使ってみよう!

1歳半以降からは、筆やスポンジなどに絵の具を染み込ませて塗ったり描いたりしてみましょう!

 

Chun-Chun
いかがでしたでしょうか。ぜひにんじんだけでなく、いろいろな野菜やくだものでもチャレンジしてみてください。

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